涙雨とセレナーデ 感想(1ー4巻)

LINE漫画で1巻無料となっていたので読んでみたら、本当におもしろくて全巻買ってしまいました。

 

涙雨とセレナーデ(4) (KCデラックス Kiss)

涙雨とセレナーデ(4) (KCデラックス Kiss)

 

 

4巻発売されたばっかなんですね。次巻が待ち遠しい!

この作品のなにが好きかと言いますと、

ともかくストーリー、面白い!

散りばめられた謎、気になる!

ヒロイン、切ない!

服装や背景、かわいい!

そしてなにより、孝章様、最高ーーーーー!!!

あらすじ

 公式HPから抜粋するとこんなかんじ。

 

「ある日突然、明治40年にタイムスリップしてしまった、元気な女子高生・陽菜。そこで出会ったのは、憂いを秘めた御曹司・本郷と、自分とそっくりな少女・雛子。回りはじめた運命の歯車――。
河内遙が描く、切ないタイムスリップ・ロマンス!」

涙雨とセレナーデ 河内遙|Kiss | 講談社|講談社コミックプラス

 

現代の女子高生・陽菜がある日突然明治40年にタイムスリップしちゃうんだけど、そのタイムスリップ先には自分とそっくりな女の子がいるんですね。

彼女の名前は雛子、伯爵家の令嬢です。

雛子には親が決めた婚約者・本郷孝章様がいますが、それとは別に好きな人がいる。

そんな状況だから、陽菜と雛子でとりかえばやをやった結果、3者3様の恋心がすれ違っていって、せつなーーーい!!って感じになっていきます。

あとタイムスリップものなので、陽菜が現代に帰れるのかという引きが話の中にずーっとあって、タイムスリップの条件や謎がストーリーの中に散りばめられています。

また、とりかえばやがいつ孝章にバレるのか、そのとき孝章はどうするのか、それが気になって気になってって感じのストーリーです。

感想

すれ違う恋心

ともかくお話がおもしろい。

メインの登場人物の届きそうで届かない、繋がりそうで繋がらない恋心がほんとじれったいのです。

主人公・陽菜がタイムスリップ先で出会ったお嬢様雛子には婚約者がいるけど、別に好きな人がいます。

雛子にとって婚約は家の決めたことで従うしかなくて、好きな人とは叶わぬ恋。

でも、雛子の婚約者・孝章様は実は家のこととか関係なく雛子のことが好き。

でも、その想いは雛子には届いていないどころか、雛子が自分と結婚したくないと思っていることを知っている。

雛子のふりをしている陽菜は一緒にいるうちに、孝章様のことが好きになっていく。

孝章様も陽菜を雛子と思い込んだまま、ますます雛子のことを好きになっていく。

だけど、雛子は陽菜ではないし、陽菜はいつか現代にかえらなくちゃならない。

もう状況を説明していると、「でも」とか「だけど」とかままならないすれ違いの連続です。

でも、そうしたすれ違いの中、孝章様と陽菜の気持ちが一瞬繋がる瞬間があるんですよね。

いろんなややこしい状況全て投げ捨てるくらい陽菜の感情が爆発して行動してしまう。

それが本当に眩しいんですよ。

私は少女・女性向け漫画の醍醐味に恋愛の煌めきみたいなものが味わえるというのがあると思っています。

切なさやすれ違いを積み上げていって、ある瞬間、それがふと繋がったり爆発したりする。

その瞬間のヒロインやヒーローの強い気持ちの煌めきが読んでいる人を魅了するんだろうなと思う。

3巻の海のシーンはまさに陽菜の気持ちの煌めきと感情の爆発に魅了されました。

4巻の終わりからおそらく5巻は今度は孝章様の感情が爆発する番かな。

大きく物語が動く内容だったので、続きが本当に気になるよ〜!

孝章様最高

ともかく孝章様かっこよすぎですね。

 この人のかっこよさって、あんまり今まで他の少女・女性向け漫画でみたことがないような気がします。

御曹司でかっこよくて頼りになって、基本的に少女・女性向け漫画のヒーローっぽさはみたしてるのに、そう思うのはオラオラ感がないからだろうか。

御曹司キャラって基本オラオラ・上からなイメージがある。(道明寺やF4のインパクトが強すぎるだけ?)

孝章様は雛子(のふりをした陽菜)を尊重してくれるんだけど、それは雛子を本当に大切に思っているからなんですよね。

家とか身分とか関係ない。

時代背景もあるのだろうけど、雛子(のふりをした陽菜)に対して本当に丁寧な言葉で語りかけるところがいい。

それが大仰でなく感じられるのは、彼の真摯な気持ちが根底にあるからだと思います。

1巻の雛子(のふりをした陽菜)に対する告白はかっこよさにくらっとしました。

 

「もし僕がはじめから

初めてお会いした時から

貴方をお慕い申し上げておりました事を

お伝えできていたら

何かが違っていたのでしょうか」

 

お慕い申し上げておりました!

お慕い申し上げておりました!!

もうぜんぜん雛子が自分に興味がないと分かった上でこの告白。

なんで雛子、この人のこと好きにならないの〜!

ルックスもいいですよね、切れ長の瞳の憂いを秘めた御曹司。

ぱっとみ冷たい感じだけど、雛子のことになるとめっちゃ顔にでるのがいいです。

「お許しください」と「麗しゅうございます」も好きです。

あと、陽菜を助けるために殴り込みしたあと、敬語じゃなくなっているシーンも好き。

ストーリーに散りばめられた謎

タイムスリップの謎とそのメカニズム、今のところ謎ですね。

たぶん、キーはタイトルに隠されているのかなと思うのですが。

武虎と陽菜が雛子の中で重なる意味や、孝章様が目を閉じて演奏したことを後悔した意味など、話が進んで初めてわかる伏線や描写がありそういうところを読み込んで捉えていきたいところです。

ネックレスもガラス玉が最初の時は3つあったのがいつのまにか減っているし。

なぜいつもタイムスリップするときは孝章様の家の庭に出現するのか?

つーか、ひいばあちゃん何者だろう?

雛子だとすると、長生きしすぎだし。

年代的にははいからさんが通るより、1世代くらい前なのかな。

そもそもなんで雛子と陽菜は似ているのかな。血縁があるのだろうか。

考察をしっかり読み込んでやりたいです。

まとめ

ともかくこの先どうなっちゃうのか本当に楽しみです。

Kiss買おうかな。

 

涙雨とセレナーデ(1) (KCデラックス Kiss)

涙雨とセレナーデ(1) (KCデラックス Kiss)

  • 作者: 河内遙
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/10/13
  • メディア: コミック

 

 

明後日の映画まではあと100年くらい余裕あるから、焦らなくても大丈夫