友達と『夢の雫、黄金の鳥籠』について感想を言い合いました。
(※1 二人とも『夢の雫、黄金の鳥籠』が大好きです。特に私の一番好きなキャラはイブラヒムです。)
(※2 半ば妄想です。)
イブラヒム、実は…
私「イブラヒム酷いよね。8巻以降、ことごとくヒュッレムの邪魔する」
友「最近のイブラヒムを見た上で最初の方読むと、いい人のようにみえて本当にそうか?って思うようになった」
私「というと?」
友「この人、戦争での策とかも基本的に内部工作じゃん」
私「調略でね」
友「そうそう、最初の頃いい人ぶってるけどこの人はもともと姑息なんだよ」
私「ヌール・ジャハーンも見殺しにするしね」
友「基本、スレイマン様とヒュッレム以外興味ないよね」
私「ヌール・ジャハーンってスレイマン様の子供を宿してるのに助けなくていいんかね?」
友「そこはヒュッレムに学んでほしいから、後宮を。教材なんだよ」
私「教材」
友「教材」
私「酷い。殿下のお子が欲しいんじゃないのか」
友「そこは自分が献上した女に産んで欲しいのでは。姑息だから」
私「なるほど、姑息だから」
私「メフメトに対しても冷たいよね。自分の子供かもしれないのに」
友「自分も他人の子供育ててるし、そもそも子供に対して血縁とかそういう概念がないのでは」
私「預かりし者ね。ハディージェ様にも酷すぎる。アルヴィーゼと再会さすとか。酷い。ハディージェ様がアルヴィーゼを愛してたのは昔のことではないとか言ってるの、なんならヒュッレムへの遠回しな告白かと思った。『 ハディージェ様とアルヴィーゼは引き裂かれても愛しあっているのです、そして私も…』的な。でも違う、本当に全然ヒュッレムに興味がない」
友「姑息だからしかたない」
ヒュッレムとイブラヒム
友「ヒュッレムはイブラヒムを好きだよね。」
私「あれは一種のストックホルム症候群。後宮に押し込められて、海に放り込まれそうになったり、毒もられたり、いじめもあるし、めっちゃストレスかかる環境じゃん。そこで、唯一助けてくれる人なんだもん。入れたのはイブラヒムだけど。」
友「お茶会の時も心配して来てくれるしね。」
私「そうそう。シャフィークつけてくれたりとかね。でも、9巻以降、片っ端からヒュッレムのやりたいこと邪魔するよね。ヒュッレムって運もすごくいいんだろうけど、基本的にすごく不自由な中でその時できることをがんばってるじゃん。勉強したり、後見のイブラヒムを逆に助けたり、子供を守るために権力を手に入れようとしてワクフを作ろうとしたり。でも、スレイマン様の方が大事だからヒュッレム様とはさよならです!子供は自分の子かもしれないからダメです!ワクフもダメです!酷い。」
友「姑息だしね。」
私「このまま2人は隔たっていくのか、悲しいな。」
スレイマン様、イブラヒム好きすぎ
私「イブラヒムとスレイマン様が愛し合ってるよね。もはやヒュッレムとイブラヒムでなくて、スレイマン様とイブラヒムのラブストーリーでは」
友「スレイマン様全身全霊でイブラヒムを好きだよね。愛しちゃってる。BLだな」
私「スレイマン様は本当は女性なのでは。スレイマン様が実は女性で、女性でであることを隠して皇帝やってるのかもしれない」
友「なるほど、じゃあヒュッレムはスレイマン様の正体を後宮で唯一知ってて支えてる相談役的な。後宮での生活をサポートしてる。イブラヒムとの恋の相談にものってる」
私「きっと女性なのに男性として生きる苦悩を支えてる」
友「オスカル様か」
私「そしてヒュッレムがロザリー。いつの間にか女性であると知りつつもスレイマン様を愛しちゃう。『あの方が好き…』って。ベルばらトルコ版。イスタンブールのチューリップ」
友「そしたら子供はヒュッレムの子じゃなくて、実はスレイマン様の子だね。父親はイブラヒム」
私「スレイマン様・イブラヒム・ヒュッレム、この三人の間でどこで子供が生まれてもおかしくない」
友「完璧な三角関係だな」
私「正三角関係」