「私はいつだって目から鱗が落ちた時、読んでいたマンガを愛してしまう」
最近、『7人のシェイクスピア』を読んでます。シェイクスピアの人生を描いたストーリーなんですが、すごい面白くて好き。

7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT(1) (ヤンマガKCスペシャル)
- 作者: ハロルド作石
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/04/06
- メディア: コミック
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最新刊の9巻でちょうど『ヘンリー6世』誕生の経緯みたいな話をやってて『薔薇王の葬列』を理解するのにも役立つ感じ。ちなみに私はおそらく『7人のシェイクスピア』を読んでいなかったらこんなに『薔薇王の葬列』にはまっていないって気がします。
もともと『薔薇王の葬列』は2巻がでたくらいから読みだしたんですが、実はいまいち乗り切れず、途中までは新刊出たら買ってはいたものの、すっごい流して読んでたんですよね。
ある日マンガ喫茶でだらだら過ごしてたんですけど、『薔薇王の葬列』が置いてあるのが目に入ったんですよ。当時10巻まででてて、「あ~、この漫画こんなにでてるんだ… 何巻まで読んだんだっけ… 8巻くらいからかな?」って手に取って読みだしたんですよ。
8巻は一番最初にリチャードがアンを口説き落とす話から入るじゃないですか。これどっかで聞いたことがあるような気がするな~と思いながらよんでて、え、これ夫を殺された未亡人に殺した張本人がプロポーズしてんの?ってなって。いや、でもこの設定もどっかで聞いたことあるような気がするな?と思って。なんだっけ?ってなって、あ、『7人のシェイクスピア』でみたやつに似てる?え?どゆこと?と思ってコミックの裏を見たら、シェイクスピア『リチャード3世』原案と書いてあるではないの。えええええ~~~、あの話か!『7人のシェイクスピア』でやってたあの話か~~!今まで全然気づかなかった!って目から鱗がボロボロボロっと落ちた瞬間、私は『薔薇王の葬列』沼に落ちていた気がする。これちゃんと全部読まなきゃいかんとなって、そのままマンガ喫茶で既刊を一気読みし、7巻で号泣。エドワード王子…!!ってなって、電子でコミックそろえて、プリンセスも買うようになりましたとさ。ちなみにこうやって目から鱗が落ちた瞬間に沼にも落ちたマンガは他に『BASARA』があります。朱理の正体がわかった瞬間、落ちていた。
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ちょっと前に長かった髪をきってショートにしました。なんかリチャードみたいな頭だなと勝手に思っていました。(美貌は似ないのに、髪型だけ似てしまった…)ほんで、本日また髪を切ったら今度はバッキンガムみたいな頭になりました。で、まあ髪型はバッキンガムなんですけど、私がやるとなんでか河童と猿のあいのこみたいにみえます。つらい。明日学校に行きたくない。
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最近、ちょっと日本を離れているんですが、新しくよむマンガの数が大幅に減った気がします。日本にいるときは本屋とかネットカフェをぶらついてるだけで、新刊でたんだ~とか、こんな本あるんだ~みたな情報が入ってきたんだけど、こっちにきてからはこれまで買ってた本の新刊は変えるけど、知らない本を新たに知る機会はすごく減ってしまった気がする。新しいマンガをどんどん読みたいのに…。あと、Melodyをリアルタイムで追えなくなったのも悲しい。電子の発売は紙よりちょっとおそいんだよね。その点プリンセスは今年から同日発売になったので本当にありがたい。でも、読者アンケートにこたえられないのは悲しい…。
ちなみに充実したオタクライフを送るために、日本をでるときipadの12インチを買ってきました。だって、これがあれば、大きいサイズでプリンセスがよめるじゃん♪ 一度、プリンセスのサイズで『薔薇王の葬列』読んじゃったら、もうコミックスサイズにはもどれんのですよ。なんなら、プリンセスよりちょっと大きいサイズで読めるのですごくいい。でも高かった。がんばって256インチ買ったし。つらい。
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最近こちらの方のブログをよんでるのですが、すごく楽しい。あふれんばかりの『薔薇王の葬列』への愛が伝わってきます。ほんと、バッキンガムと永遠にイチャイチャしてほしいです。