小説を読みながらアニメを見返してるので、感想を書きます。
もともとおもしろかったんだけど、先の展開を知って読むとなんて切なくて悲しいお話なんだ⋯
アニメより先のパートのネタバレあります。
貳 1話
うーーーん、あいかわらず画面が美しい。
風信も慕情もお付きがたくさんいて大物感があってかっこいいご登場ですね。
一通り観終わってから見返すと、ここで謝憐と郎千秋(プラスお付きの神官)と出会うシーン、何百年ぶりの師弟の再会?
普通に流す謝憐⋯
基本、殿下ってどこに行っても昔の知り合いがいますよね。
与君山に行けば裴宿がやってきて、半月関に行けば半月に会う謝憐からすれば、郎千秋との再会もさほど感慨がないのだろうか。
裁判(?)でついに裴茗将軍登場。
宣姫のときには頑なに出てこなかった裴茗がついに。
ずっと黙ってるのに、半月の名前が出た途端、罪を認める裴宿。
切なくてちょっと好きになってしまうが、やったことは普通に宣姫より悪いと思うのでなんともなあと思う。
風師はほんといい奴。好き〜
謝憐とおしゃべりした内容がことごとく今後の彼に降りかかってくる内容に思えてちょっとつらくもある。
でも風師は「自分でやったことの責任は自分で取るべき」この言葉をきちんと自分で守ったよね、と思うのでやっぱり好きってなるのである。
鬼市妖しげで活気あって楽しそうですね。
蘭昌はきっと太子殿下とはわかってなかったのだよね?
知らなかっとはいえ謝憐が彼女の行動を罪深いと言ってしまうのは残酷だな。
清くはいられなかったのだろうから。
賭場は楽しそうでいいね〜。
マカオのカジノとかこんな感じですね。
ついにご本尊が登場だ!!
貳 10話
ら、郎千秋〜!!
今、その夢が実現したのにって絶叫するところ、悲しすぎる⋯
千秋って未だに太子殿下って呼ばれてるけどお父さんが亡くなったあと、即位したのかな?
暗い髪色の従者はきっと千秋が飛昇した時に点昇されたのね。
その後の謝憐と花城の言い合いも悲しいですね。
師として本当に千秋がかわいかったんだろうな⋯
あらゆる意味で千秋は謝憐にとって希望だったんだろうな。
安楽王、顔がかなり謝憐と似てて、表情は戚容である。
そして相変わらず冴え渡る戚容の罵詈雑言。
分身とはいえ、花城や太子兄様が殴った時にはギャーギャー騒いでたのに、千秋に切られたり殴られてる時には効かないとか言ってるんですよね。
千秋を煽るためには痛くてもぐっと我慢する男、戚容。
謎の根性を見せる男。
貳 11話
国師を葬る千秋と従者。
生前みたことがなかったのだから死んでからもみなくていい、と国師の仮面を取ることを拒む千秋。
千秋的には慕い尊敬していた国師が突然殺人鬼に変わってしまって、自分の全く知らない人に思えたんだと思う。
全てを調べ尽くしたいだろうに、最後に素顔をみることを拒むのはそれでも国師に思慕があり、素顔を隠し続けた国師を暴きたくなかったんだと思う。
結構な思いだとだけど、数百年後に素知らぬ顔で実は再会していて、ぬる〜っと素顔も見ちゃうののはなんというか⋯
決闘してても飄々としてるし、かつて千秋がみていた国師とはきっと全然違うんでしょうね。
なんか千秋もより一層やるせないような。
風信と風師登場。
風師大好き。
風信はすでにすごーーく従者っぽい振る舞いに戻ってるよね。
もはや南風のときも風信の時も姿しか違いがない。
風信はここで花城の本尊と会っているのね。
これが慕情だったらここで血雨探花の正体バレてる。
花城、俺のような妖怪変化とつるむのが嫌なんだろという一言、えぐってきますね〜。
花城としては一番つらいときに太子殿下を見限ったことが許せないんだろうな。
貳 12話
ラ、ラスト良〜〜〜!!
過去の繋がりを少しみせたところで、なにげない風にみせた800年後の再会をみせるという⋯
そこにかかる音楽がまたいい⋯
もうなにも言えることはない⋯
と思ったが、豊かすぎる慕情の表情コレクションについてだけは言及しておきたい。
サイコロできた時は「できた(*^^*)」みたいな顔してたり、南陽には子供のように怒っていたり、後はひたすら様々な表情で煽ってたり。
千の詩より雄弁な瞳と眉毛と口もと⋯
すごい表情豊かで大好きです。

