It's a rumor in St. Petersburg

アラサー学生です。主にまんがの感想を書こうと思っています。

【感想】『バチェラー・ジャパン』 シーズン1~3

 バチェラー・ジャパンのシーズン3全部見ました。まじか~~~。この結末についてはブログでは言及しないことにしたいと思ってるんですが、バチェラー・ジャパンという番組自体について思ったことを書いてみようかなと思います。

 

 

 

 

バチェラーとは

 ご存知の通りバチェラージャパンというのは20人以上の女性が一人の男性を巡ってバトルを繰り広げる婚活番組です。Amazonが製作していて、Amazon プライムだけで見ることができます。現在シーズン3まで出ているのですが、各シーズン10ぐらいエピソードがあって、毎エピソードのラストにセレクションがあり、選ばれなかった女性は脱落。最終話で最後の一人を選ぶという番組です。いろいろどうなのよという番組ではあるんですが、ちょっとずつバチェラーや女の子の個性が出てきて見る側も徐々にほだされていくというか、なかなか面白い番組です。

 

 

感想

女性陣について

  素朴な疑問として女性達ってみんなバチェラーのこと本当に好きなのか?という疑問があります。毎シーズン、一定数バチェラーのこと好きじゃなさそうな人いますよね。しかし、大多数はバチェラーのことわりと好きそう。演技なのか?

 バチェラー、参加者の女性陣は期間中、合宿&男性との接触がシャットダウンされるそうです。かつ、スマホ禁止、テレビもない、本なども持ち込みも禁止だそうです。バチェラーにはバチェラーに誘われた時からしか会えず、誘われなければ何もないバチェラーハウスで女性は待っているしかない。そうすると、他の女性陣と話すくらいしかやることはないでしょうが、共通の話題はバチェラーのことだろうし、誘われても誘われなくてもひたすらバチェラーの事ばかり考える仕組み。そうか洗脳だ! 番組中で泣いてしまう女性がかなり多いのですが、ストレスの多い環境だからちょっとした事で泣いてしまうんでしょうね。ブラック企業あるあるですね。
 時々自分から番組を下りる女性もいます。シーズン1では第2回でバチェラーに選ばれるも自分から辞退する木村さんという方がいるのですが、この環境下でかなりすごい判断だと思います。あとシーズン3の中川さんね。これだけのプレッシャーがかかる環境下で自分で自分の状態を判断できる人はすごいと思う。 逆に、ストレスが高い状況でも精神的な安定を保てる人もこれまたすごいなと思います。特にシーズン3は途中で女性間でお気に入りの女性とそうでない女性というのがはっきり出てきてしまっており、そうした環境下でメンタルの安定をキープし続けた水田あゆみさんと田尻夏樹さんはまじですごい。特に水田さんは、落ち込んでいる他の女性を励ましつつ、人の気持ちは変わるからチャンスを待とうということを言っていて、この人は強い!と思いました。

 

 

 

バチェラーについて

 視聴者側からバチェラーの魅力は分かりづらい気がする。番組ではヘリやマリンスポーツや貸し切り夜景などの非日常的なデートばかりしているので、彼個人の視点とか能力とか教養とか、そういうものがいまいち分からないんですよね。豪華なデートが番組のコンセプトがそうだからしょうがないのかもしれないのですが。例えば、ニュース見たら、どういうニュースが気になって、それにどうコメントをするのかなーとか、それに対して女性側がコメントした時どう受け止めるのかとか。外国でロケしているなら、語学力も見てみたいよね。
 女性側がピンチに追い込まれるシーンは結構出てくるのですが(藻だらけの沼に飛び込まされたりとか)、バチェラーがピンチに追い込まれるシーンはあまりなくて、そういう時にどういう対応するのかも見てみたいと思うところです。そういう意味でシーズン3はバチェラーが最後に自分自身で大きなピンチを作り出して、その対応を見せてくれてとても面白かったです。これまた、せっかく海外ロケ行ってるので、バチェラーのホームっぽいところばかり行かないで、初めて行くようなところにぶっこんでそこで女性陣をどうまとめるかや、想定外の出来事にどう対応するかをみてみたいものです。例えば女性の誰かががスリにあったらどうするかとか。自分の手のひらで解決できるような問題だったらニコニコしてるけど、自分の手に余ったら急に不機嫌になっちゃう人とか結構いるので、そういうところで度量を見せられるような人をやっぱりバチェラーに据えて欲しいです。

 

 

 

 

最後に

 ここまでつらつらバチェラーの私なりの感想を書いてきましたが、バチェラーの本当の面白さはここにないです。すべてはここにある。親の顔が見てみたいみなさん、親の顔も見れます。

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みんな、バチェラーを観よう!