It's a rumor in St. Petersburg

アラサー学生です。主にまんがの感想を書こうと思っています。

2017-01-01から1年間の記事一覧

【その他】『夜明けの祈り』の前提知識について

「夜明けの祈り」という映画をみてきた。本日公開開始の映画のようだ。 映画『夜明けの祈り』。第二次大戦終結直後、1945年12月のポーランド。フランス人赤十字に所属する女性医師マチルドは、ある修道院の修道女たち7人が妊娠し、医療施設のない修道院で母…

黒革の手帖(2004年版)レビュー ~武井咲ちゃんが美しすぎるので~

// www.tv-asahi.co.jp 武井咲ちゃん版(2017版)黒革の手帖、めっちゃ面白いですね!わたし、米倉涼子さん版黒革の手帖(2004年版)が最高に好きだったんですけど、2017年版も最高に素晴らしくないですか。 黒革の手帖、2004年版も大好きで、米倉涼子ちゃん…

【感想】『マギ』(34巻)~『マギ』は大人向けの物語

// 最近、エネルギーがたりなくてレビュー書く気持ちになれなかったんですけど、今日きっかけがあって「これは書かねばなるまい!」と気持ちがたぎりました。きっかけとなったのはこのブログ。 ★ブログ更新★ 「勝手に期待し、勝手に裏切られ、勝手に失望する…

天空の玉座 青木朋(著) ミステリーボニータ17年5月号 感想(ネタバレあり)

// 最近なにをしても楽しくなくて、むしろ楽しいって感情がなんだったか思い出せないです。(天空の玉座を読んでいる瞬間は楽しいですが) 全てのことにやる気がないんですが、それでも天空の玉座レビューだけは書かねばならぬというなぞの使命感を持ってい…

池田理代子-「ベルばら」とともに-』展とオフィシャルブックの感想

// 『池田理代子-「ベルばら」とともに-』展 『池田理代子-「ベルばら」とともに-』展に行ってきました。結論から言いますと、本当に行ってよかった。集中して見すぎて疲れ果てるほどよかったです。全部みるのに一時間半くらいかかりました。 www.asahi.…

天空の玉座 青木朋(著) ミステリーボニータ17年4月号 感想(ネタバレあり)

// ますます盛り上がってきた、4月号! 今号のダイジェスト ・蓬莱投獄 ・少年の日の思い出 ・員キョウと田安さんの意外な出自 ・しおらしい蓬莱が怖い ・潮格さんがかわいい ・アルタンとの再会がすぐそこに迫っている匂いがする(私の願望) 感想 先月号…

【素敵な彼氏】別冊マーガレット2017年3月号 感想

ののかー!だめだーーー!! なにがいけなかったとか言ってないで、今行くんだ!! 今号、2017年3月号の素敵な彼氏はそんな叫びをあげちゃいそうな感じでした。 目醒める時は今なんだ!!!!ののか!!!!! 今号のダイジェスト ・ののか、敵前逃亡 ・クリ…

素直すぎる主人公が眩しい… 【素敵な彼氏】 レビュー

// 河原和音先生のまんがを読んでると、ほんと少女漫画っていいな~と思います。 高校デビューも青空エールも大好き。 そして、連載中の【素敵な彼氏】も最高です。 素敵な彼氏 1 (マーガレットコミックス) 河原 和音 集英社 2016-05-25 売り上げランキング …

天空の玉座 青木朋(著) ミステリーボニータ17年3月号 感想(ネタバレあり)

// 読み応えがありました、3月号! 今号のダイジェスト ・蓬莱が政治闘争をする ・蓬莱と珊瑚が北方を訪問する ・毛皮の衣装がとてもお似合いになる蓬莱 ・部下からの信頼厚い蓬莱 ・蓬莱が火器で敵を撃退する 感想 ついに、お兄さんにスポットがあたりだし…

『自分の時間を取り戻そう』刊行記念 ちきりん 講演会 感想

最初のうちはね、なんで?って思ったのよ。 だって、最初にちきりんさん、今日のテーマは生産性だって言ってたじゃない。 前半のお芝居、最初のうちは全然生産性の話じゃないんだもん。 『自分の時間を取り戻そう』の制作秘話、「こうやってこの本はうまれま…

価値の高かった支出一覧 inspired by 【自分の時間を取り戻そう】

「自分の時間を取り戻そう」でちきりんさんが提案していた価値の高かった支出を書き出してみるのをやってみました。 いざ書き出してみると、予想通りのものもあれば、これが上位なのか…と自分でびっくりするようなものもあって面白いもんです。 anastasia199…

自分の時間を取り戻そう ちきりん(著) 感想というほどでもない雑記

来週、ちきりんさんの講演会行くので読み返してみました。 自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方 ちきりん ダイヤモンド社 2016-11-26 売り上げランキング : 2330 Kindle 楽天kobo by ヨメレバ この本のメッセージは、生…

少女漫画誌遍歴の羅列

つらつらと書いてみる。 少女コミック(現Sho-Comi)(1990年代後半/小学生) 美容室で「天は赤い河のほとり」に出会い、少コミを買うように。 快感フレーズのアニメ化により、少コミがエロ本化する前夜。 快フレヒット後は、水波風南や青木琴美、しがの夷織…

マギがなぜ最高なのか真剣に考えてみた。 【マギ】 レビュー

// 先日、マギ32巻のレビューを書いたんですが、その過程でマギってほんとに最高であることを再度実感しました。 anastasia1997.hatenablog.com 素晴らしすぎて、胸が苦しい…。 なにがこんなに私を惹きつけるのか考えてレビューを書いてみました。 あらすじ …

練家は男も女も面構えも心構えも最高。 【マギ32巻】 レビュー

// 32巻発売になりましたね。 シンドバットの冒険の12巻も同時発売。 どっちもサンデーとマンガワンで追っているのでストーリーは知ってるんですが、それでもコミックを買ってしまうよ…。 だっておもしろいんですよ。 32巻の展開ムネキュンすぎてもはや胸が…

【紹介】『天空の玉座』歴史物の傑作!綿密に作りこまれた世界観にどっぷり浸れる名作!

※紹介に途中までのネタバレが含まれています。また、2017年1月時点に書いた内容です。 昨日、7巻発売でしたね 7巻はお兄さんフルスロットルで魅力全開でした。 天空の玉座、本当に最高に面白いです。 www.anastasia1997.tokyo あらすじ 舞台は中国の架空の…

天空の玉座7巻発売フェア 原画の展示を見に行ってきた

本日、天空の玉座の7巻発売日! 最近はほぼ電子書籍しか買わないのですが、複製原画の展示があるときいて本屋さんに行ってきました。 www.shosen.co.jp 都内3店舗でやっていますが、全部行ってみた。 (展示されている原画は全部同じ) 書泉ブックタワー(…

アラサー女性の心をえぐって癒す、究極のマッチポンプ作品 【31☆アイドリーム】  レビュー

// これは、エライものを読んでしまった…。 一言で言えばそんな作品です。 あらすじ 主人公の出口千影(31)は出版社勤務OL。 中学時代は清楚系美少女でクラスのマドンナだったものの、初恋の人が忘れられなかったり、タイミング逃したりで31年彼氏なし処女の…

幽麗塔 乃木坂太郎 (著) 感想(ネタバレあり)

久々に読み返してみたら、やはり名作。 特に最終巻は圧巻です。 基本的にはミステリー仕立てのストーリーですが、そこに留まらない重厚なテーマが描かれていたと思います。 時は昭和29年、舞台は神戸。ニートの天野は、幽霊塔と呼ばれる時計塔で、白い何者か…

東京スーパーシーク様!! さぎり和紗 (著) 感想 ネタバレあり

// かなりおもしろいです。 冴えわたるギャグやパロディ、オマージュが突き抜けています。 主人公まあや(17)は借金のかたにアラブのシーク ファキールに売られてしまいますが、ファキールも買ったんだから無理に国に連れ帰っちゃえばいいものの、まあやの心…

2016年 夢中になった漫画ランキング(主に少女漫画)

2016年、私が夢中になった漫画ランキングです。主に少女漫画ですが、一部少年漫画もあり。1位から紹介していくスタイルです。 1位 天空の玉座 2016年、ダントツで天空の玉座が面白かったです。この作品は架空の中国王朝を舞台にした歴史物です。主人公 珊…

桐生先生は恋愛がわからない。 小野ハルカ(著) 感想(ネタバレあり)

// 私は普段OLなどやっているんですが、社会に出て初めて知ったのが、「女ってだけでこんなに差別されるの?」ってことでした。男性と同じ職種で働いていても、性別によって与えられる仕事が全然違うんですよね。未だに女性だけお茶くみや掃除当番があったり…

天空の玉座 青木朋(著) ミステリーボニータ17年2月号 感想(ネタバレあり)

// 天空の玉座連載再開!待ってました!今号(17年2月号)センターカラーです。待ちに待った許妃とサンゴの再開です。サンゴ突入のシーンは目頭が熱くなりました。でも最後、娘娘が悪い顔して悪い話している…。 今号、王宮内の皇帝チームが一致団結というと…

金の国水の国 岩本ナオ(著) 感想

『このマンガがすごい!2017』オンナ編1位ということで、購入して読んでみました。 konomanga.jp 結論から言うと買ってよかったな~と思わせる漫画でした。 簡単なあらすじとしては敵対しあう二国が友好関係を結ぶために、それぞれの国の娘と若者を結婚させ…

天に恋う  望月桜/梨千子 (著) 感想

// LINE漫画で3巻まで無料になっていたので読んだところ、なかなか面白いので既刊の4巻~10巻まで購入してしまいました。 簡単なあらすじとしては、主人公の鈴花が何者かに海へ突き落されたのがきっかけで中華風の異世界に飛ばされてしまい、その国の皇位継…

邪神の花嫁 冬織透真(著) 感想

// マンガワンアプリから読んだんだけど、これは面白かった! そもそもはマギ シンドバットの冒険が読みたくて取得したアプリですが、ついでに他のも読んでみようと思い、トップに表示されていたこの作品にアクセスしてみた。 簡単なストーリーとしては、邪…