It's a rumor in St. Petersburg

アラサー学生です。主にまんがの感想を書こうと思っています。

【感想】『薔薇王の葬列』52話 プリンセス2019年4月号

 

 2019年3月発売プリンセス掲載の『薔薇王の葬列』52話について感想です。薔薇王の着せ替えカバーが付録です。

 

プリンセス 2019年 04 月号 [雑誌]

プリンセス 2019年 04 月号 [雑誌]

 

 

 

前回の感想

 

 次号の感想

 

 

 

感想

世界はそれを一目惚れと呼ぶんだぜ。

   相変わらず、バッキンガムとリチャードは「ありがとうございます!」な感じ。読者も感じていた「なぜバッキンガムはリチャードを選んだのか?」というクエスチョンにリチャードが踏み込みます。

 

 

 バッキンガムから答えはありませんでしたが、これはあれですよね?一目惚れってやつですよ。

   しかし、バッキンガムが答えなかった、というところに良くないフラグを感じ取ってしまいますね。もしかして、バッキンガムも最後までリチャードを愛していること言えないのでは…?エドワード王子パターンなのでは…。嫌だー!そんなの絶対嫌だー!!死の間際に一目惚れを自覚し、夢の中で愛を伝えてリチャードがほほ笑むが、現実では伝えられないまま息絶えるとか絶対ダメ!

 ふと思ったのだが、リチャードとバッキンガムが初めてあった時からバッキンガムは妻帯者なんだよね。そしてリチャードも今は妻がいる。あれ、この2人不倫関係?そう言えば、ヘンリーにも妻がいたな?エドワード王子にも妻がいたし。薔薇王の世界観だと自分が愛している(かもしれない)相手が結婚してても全く問題にならないし、あの人には奥さんが…的な葛藤が一切発生しないのがすごい。そういうレベルの話じゃねぇんだ!って気迫を感じます。

 

 

 だからこんな事態が発生するのか…

 

アンとリチャード

   お願い、仲良くして~!

   久々にアンと子エド登場です。アンが相変わらず悲しそうな顔をしている…。子エドは相変わらず可愛らしいですね。マーガレットも大きくなって…。

 アンをみてるといつも、ゴールデンボンバーのある曲が頭をよぎります。薔薇王の世界観とは全然リンクしてない曲なんですけど、「君は笑っててほしい」という歌詞があるんですよ。もう、アンに対する私の気持ちは完全にそれなんですよ。アンに対する私の気持ち、完全にJ-POP。君が笑えばリチャードも笑うんですよ。幸せそうな3人がみたいよ。

 

 

 

リチャードを愛する者大集合

 次回、ついに狩りが始まるんでしょうか。アンが久しぶりに乗馬の腕前を披露してくれそうで楽しみ。狩りはエリザベスの得意技かもしれないけど、アンだって負けてなくてよ!

 刺客がティレルってとこで一安心。ティレルだったら、リチャードを傷つけるわけがない。むしろ、最強のボティガードですやん。というかついにヘンリーとリチャードの再会かもしれない。でも、ティレルにはヘンリーの記憶がない以上、もうリチャードの愛して殺したヘンリーとは別人だよね。次号はアン・子エド・バッキンガム・ティレルとリチャードを愛する者大集合って感じの回になりそう。こんなに愛されてて、なぜリチャードは孤独なのだ…。ケイツビーも早く戻ってきて欲しい。

 

 

 リチャードもまだあの日の森にいるのかもしれません。愛の夢をみるリチャードの愛が向かっているのは、バッキンガムなのか、ヘンリーなのか。今号もほんとにおもしろかったです。毎号、こんなにおもしろいってすごすぎると思う。作者の菅野先生の命の輝きを感じる作品です。

 

次号の感想

 

前号の感想

 

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