It's a rumor in St. Petersburg

アラサー学生です。主にまんがの感想を書こうと思っています。

【レポ】『薔薇王の葬列』シリーズ連載10周年記念ローズディナーショー

行ってきました~~!!

 

記憶が鮮明なうちに備忘録をざーっとかきます。順番や具体的な言葉遣いなどはあやふやな部分も多いです。思い出したらちょこちょこ追記します。

 

全体の流れ

菅野先生・斎賀さんご入場

菅野先生から乾杯のご発声

玖島ローズの玖島社長からお料理のご紹介

菅野先生・斎賀さんがお食事しながらお話したり、司会の鳥居Pが質問を投げかけたりトークタイム

鳥居Pから祝辞の読み上げ

トークタイム

お楽しみ抽選会

斎賀さんから菅野先生に花束贈呈

菅野先生・斎賀さんご退場

 

トークの内容など

  • 玖島ローズさんと『薔薇王の葬列』の関わりは最初に鳥居Pがホームページのお問い合わせページから依頼した。玖島ローズさんでは若い女性が従業員にいらっしゃるので、薔薇王の葬列知ってる、やりたいという声が上がった。
  • アニメの現場への差し入れで鳥居Pが玖島ローズさんのキャンディを差し入れしていた。普通に一消費者としてお店で買って差し入れていた。
  • お料理:玖島ローズの玖島社長からご説明
  • 赤薔薇と白薔薇のイメージをしたお料理。食用の白薔薇というものが実はない。その中で白薔薇を表現するために魚料理はとても力を入れた。デザートはいちごのパイも。いちごタルトやショートケーキはあるがパイは実はあまりない。リチャード様に捧げるお料理。薔薇はリラックス効果があり、食事をして体温があがったあと、リラックスするにつれ眠くなる。薔薇に包まれて眠りに導かれる。(というようなことをもっとかっこいいフレーズで仰っていて、(それってズバリ最終回じゃないですか・・・)っと思ったのになんと仰っていたのかずばりその言葉が思い出せない・・・)

何個でも買ってやるパイことイチゴパイ!!
  • もともと斎賀さんはドラマCDでリチャード役をやっていた。
  • 斎賀さん:この後もなにかあるといいねみたいな話をしたことがあった。そしたらアニメ化で主演になって、すごいなと。
  • 菅野先生:一部のころ斎賀さんとトークイベントを実施したことがあった。その時の服があるから今日のディナーショーで着てきた。
  • 斎賀さん:(何年も前の服を体形変わらず)着れるのがすごい。ふつう着れない。
  • 斎賀さん:(ドラマCDで)菅野先生に初めて会った時、リチャード本人じゃん、自分で演じればいいじゃんと思った
  • 祝辞:司会の鳥居Pが本文を読み上げた後に最後に誰からの祝辞か読み上げるスタイル。最初のメッセージは詩的かつかなーーーり美しい文章。誰からだろう…みたいな雰囲気が会場に漂う中、最後に読み上げられたお名前は「萩 尾 望 都」  会場がどよめく。菅野先生も、大変驚き&感動していらした。 その次に阿部川キネコ先生のメッセージ。
  • 菅野先生:これは阿部川先生だとわかりました。書き方が阿部川先生っぽい。パロディに一番必要な愛をもって描いてくれている。連載の一話から読んでくれている。初めて会った時に初めてとは思えないぐらい楽しかった。また飲みに行きたい。
  • 斎賀さん:菅野先生は絵はアナログ?デジタル?
  • 菅野先生:線までアナログ、その後はデジタル処理。アナログでないと出せない線がある。でも老眼が始まると、デジタルで拡大ができるのがありがたい。そのうちフルデジタルになるかも。ただ、絵を描く実感はアナログのほうがすごくある。デジタルだとペンの感触が違うので、絵を描く楽しさはアナログのほうが感じる。
  • 鳥居Pから菅野先生に:この10年で変わらないことは?
  • 菅野先生: 変わらないことのほうが多い。気持ち的には小学生くらいからずっと変わっていないところがある。薔薇王は中学校の時の自分が読みたかったものを描いている。髪の色はコロコロ変わる。担当編集さんがこの10年で素敵なレディーになった。 鳥居P:アニメの話が出てかれこれ5−6年。先生はあまり変わらない。
  • 鳥居P:最終回を書き終えての心境は?
  • 菅野先生:最終巻が出るまではペーパーを書いたりするので終わった気持ちにならない。薔薇王はこれからもずっとつきあっていく作品(これずっと描いてくださるということ!?)
  • 鳥居Pから斎賀さんに:リチャードを演じて、今思い返してどう思うか?
  • 斎賀さん:リチャードの人生を最後まで演じられた。リチャードの目線で24話という制約の中で話をまとめたので削られたエピソードあった。アンちゃん決意とかもみたかった。これは会場のみんなもそう思っていると思う。リチャードは戦場にで戦うが、(石田)彰さんが演じたあいつは奥に引っ込んでいて戦わない。これはこの後の王はずっとそう。そういうキワなども描かれており、気づくと「おお」と思う。菅野先生:リチャードは戦場で死んだ最後の王。それは大きなことだと思っている。
  • 鳥居Pから菅野先生に:メディアミックスについてどうだったか?
  • 菅野先生:ドラマCDになったときすごく嬉しかった。初めてのことで憧れがあった。アニメになって、この作品だから舞台にもなった。とても嬉しかった。
  • 鳥居Pから斎賀さんに:リチャードに初めて出会ったときどう思ったか?
  • 雑賀さん:オトメンの作者さんであることは知っていたので、もっとコミカルなお話かと思っていた。実際に読んでみて、読んでみたらすごくシリアスな話で、この振り幅をかけるのはすごいと思った。
  • 鳥居P:アニメの声優さんについては、アニメとして構築するためにドラマCDとキャスティングが変わる場合もある。しかし、薔薇王の場合はリチャードは斎賀さんというのは決定事項で、斎賀さんを軸に進めていくというのは初めから決まっていた。
  • 斎賀さん:すごくありがたい。私にとっては伝説級の話。
  • 斎賀さんについてはドラマCDのキャスティングの際に菅野先生が名前を出した。男装の麗人ではなく、男でもあり女でもある。王の時は王の声。それができるのは斎賀さんだと思った。
  • バッキンガムの杉田さんはアニメの制作陣から提案。菅野先生はもともとイメージしていたわけではないが、提案を聞いたとき担当さんといいねとなった。
  • 斎賀さん:杉田さんがどういうイメージで演じられるのか想像がつかなかった。なので最初に、おお、そうくるのかと思った。非常に重要なキャラクターであるということを意識されていた。
  • アフレコは菅野先生が全て立ち会った。
  • 斎賀さん:制作側としてはすごくありがたい話。そこに(解釈の)正解がある。バッキンガムにはセクシーさを求めていた。息もっと弱めてとか。 菅野先生:最後の方はほとんど意見を出すこともないほどだった。
  • アニメ化するにあたって、お話を途中で終わらせるのではなく、全部やりたいというのは制作側の希望だった。だから、原作の進行をはやめてもらうなど菅野先生とも打ち合わせてすすめた。
  • 斎賀さんと菅野先生のお気に入りのシーン
  • 斎賀さん:①家族とのシーン (スライドに父上、エドワード、コエド、アン)斎賀さん:一人たりない。酒飲んでおぼれてるスライドがない。ジョージは? 鳥居P:ジョージはみんなの心のなかに。②ヘンリーとのリラックスシーン いつも厳しい顔をしているリチャードが優しい顔になる。(スライドに一部の二人のメモリアルシーン) この後いろんなことがあって関係も気持ちも変わっていく。でもリチャードは最後までヘンリーを心の底から嫌いになることはできなかったと思う。 鳥居P:探してみたけど二人が一緒にいてリラックスしているシーンはこれくらいしかなかった菅野先生:(スライドのうち一枚をさして)この時期はもうリチャードは自分の心の変化に気づいているからリラックスってわけではない。(真の意味でのリラックスシーンはもっと少ない)リチャードはヘンリーに思春期前から思春期ぐらい時に会っているというのは大きい。それくらいの時期というのは自分の心を取り繕うことができない時期。ヘンリーは大人だからもう少しいろいろある。 菅野先生:最終回の斎賀さんのバトルシーン 斎賀さんの王としての声がすごく良かった。斎賀さん:実際に戦場に立ったことはないし、リアリティはないけど、もしそうだったらどう思うか考えて演じる。本当はすごく優しいところもある子。でもいろいろなことがあってこういう場にたっている。自分を奮い立たせて戦っている。菅野先生:兵士だったら斎賀さんの声が聞こえたらおおーってなると思う
  • ヘンリーについて
  • 菅野先生:身内のように思っているところがある。ヘンリーについて情けない王と言われたことがあり、すごく怒りが湧いてきた。その時、そんな感情になるんだと思った。斎賀さん:優しい人。現代的な感を持っている部分がある。
  • 菅野先生:リチャード三世はシェイクスピアの戯曲でめちゃくちゃ悪く言われる。そんなに言わなくていいじゃん、ひどいと思ってしまう。むしろそれはヘンリー七世に感じる。ヘンリー七世が悪夢をみるのもそこに着想をえた。
  • 『王妃と薔薇の騎士』を書いて印象が変わった人は?
  • 菅野先生:『王妃と薔薇の騎士』に出てきた人はほとんど変わった。父上とウォリックもこんなに悪役っぽくなるとは…
  • 鳥居P:緑川さんは『薔薇王の葬列』に本当に愛情をもって演じてくれていて、you tubeなどでもゆかりのあるゲストが出演されるときは薔薇のシャツをきたりしてくれている。祝辞をお願いしたときもすぐに了承のお返事がきた。
  • 菅野先生:子供のころから声を聴いてきた方。すごく嬉しい。斎賀さん:光さんは癒し。
  • お食事の後にお楽しみ抽選会
  • アニメの台本と、玖島ローズさんのキャンディ&ティーセット、斎賀さんと菅野先生の色紙のプレゼントが。菅野先生の色紙はなんと生イラスト入り!!

散会後、写真を撮らせてもらいました!
  • 斎賀さんからの会場へのメッセージ:こうして同じ釜の飯を食った仲。菅野先生の薔薇王もこれからの作品も応援してください。ファンのみんなも、色紙もらってわーってなってる。みんな同じものが好きな者同士。あとでちょっと見せてくださいとか言ってみたりして。仲良くなってください。

 

斎賀さんの菅野先生への応援メッセージ、温かいです。私達も次の15年も20年も、参列者として応援し続けたいですね。王族(王家の紋章ファン)のように…

 

 

 

 

 

過去のイベント参加レポ

 

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